和モダン・和風モダンインテリア
和モダンコーディネート
直線的なデザイン、家具をメインに構成されるモダンスタイルのインテリアは、実は和室にもピッタリ。障子、ふすま、畳、といった和室建築も基本的に直線で作られているからです。たたみで眠るのがとても好き、という理由で和室に住んでいる方ももちろん多いと思いますが、中には予算の都合で洋室ではなく和室に暮らしている、という方も多いはず。正直、そのまんま「和」のスタイルのインテリアでは満足できない、という方でも和モダンインテリアなら都会的な洗練された雰囲気のお部屋作りをすることができます。
コーディネートのポイント、直線を活かしたコーディネートが吉。
和室の直線的な建材は見方を変えると、モダンでかっこよさも持ち合わせています。その「良さ」を存分に生かして、直線的な家具を中心に集めていきましょう。畳間にベッドってどうなの？と思うかもしれませんが、お部屋の風通しに注意すればベッドを置くことももちろん可能です。同じようにソファを配置することだってOK。畳が凹まないように脚の幅が広いものを選ぶことも手ですが、最近の賃貸物件だと畳は入居時に張り替えが基本になっているので敷金等退去時の出費が増えるということもありません。（不動産屋に確認することもお忘れなく）引きずったあと、破いてしまうなどの大きな傷だけ気を付ければフローリングと置ける家具の条件はほとんど同じです。
直線的なデザインが和室に合う、フロアベッド例
 部屋が広く見える和風ベッド |
 布団で使えるローベッド |
 間接照明付き和モダンベッド |
普通の和風インテリアから脱却するには?
普通のありきたりな和風なインテリアから、「和モダンインテリア」に脱却するためのオススメは、①家具の素材 ②色使い ③異素材の3つです。
家具の素材
「昔ながらの伝統的な和インテリア」から脱却するのに一番大事なのは、家具の素材です。和モダンにするなら家具の素材は「木目が見えない」という点に注意しましょう。木の質感、年輪、節などの木目が見える家具を使うと一気にフツーの和室になってしまいます。また、高級旅館などで見るようなニスを塗ったような艶感のある素材もNG。
木のぬくもりは感じさせながらも、「自然・ナチュラルさを感じさせない」という点を指針に家具選びをしましょう。
色使い
和モダンにお勧めの色使いは、深みのあるグリーン、辛子色、ワインレッドなどです。モノクロでまとめてももちろんOKですが、これらの深みのある色を使うことで和室の雰囲気とモダンな雰囲気両方の良さを生かすことができます。
異素材
和室に合わせると木などの自然素材が多くなると思いますが、ランプシェードに白のプラスチックを選ぶ、紙素材を選ぶなど、異素材を合わせるとありきたりな和室コーディネートから脱却することができておすすめです。
